イボタガ Brahmaea japonica
2009年 04月 08日
早春3~4月に羽化する大型のイボタガは、翅の目玉模様が大きくて、実に不思議な模様をしている。この目玉は、フクロウに擬態してるのかも知れない。英名では、Owl Moth と呼ばれている。イボタガ科の種は、世界で10数種いるらしいが、日本では一種のみ。モクセイ科のイボタノキ、ネズミモチ、モクセイなどを食樹とするので、おなじくイボタノキを食樹とするウラゴマダラシジミの幼虫、成虫の観察のおり、奇妙な角のある幼虫に出会う機会が多い。
2005.03.31.自宅車庫
イボタガ科イボタガ Brahmaea japonica
幼虫には奇妙な角のがあり、不気味に見える。6月頃には蛹化し、越夏、越冬して、翌春目覚める。年一回の発生だ。植物画像は、食樹の代表的なイボタノキとその花。
2007.05.16.