ダイシャクシギの夏羽はどれか?
2008年 05月 23日
第一回冬羽で越冬したダイシャクシギが滞在していて、第一回夏羽への換羽を観察するのに、とってもいいチャンスになってます。この個体の右側面は、肩羽が一枚、夏羽になってると、はしもさんがお教えくださいました。幼羽は内側小雨覆の一枚と初列風切で、他は全部冬羽と読むそうです。
うう~~ん!一枚一枚の羽根を丹念に見ないといけませんです。
2008. 05. 22. Mie Pref. Central Japan
ダイシャクシギ Numenius arquata, Curlew
拡大してみますと、肩羽の夏羽は、羽の先端部に丸みがあり、羽の周辺の色が褐色に見え、軸斑の模様が違います。
昨日は、羽繕い、伸びなどを観察してる時間がなかったので、次の機会に、ぜひとも・・・・
ワタクシは、肩羽のほとんどが夏羽に換羽してると思ってたけど、大きな過ちでした。いい勉強になるな~~!この個体は、まだまだ、ほとんどが冬羽なんですネ。
同一個体で、左側面を見ると、夏羽が二枚見えますネ。これも肩羽なんでしょか?
早朝に急いで編集したので、見直してみるとなんだか説明と順序が変ですネ。朝食後、もう一枚探し出してきました。下腹部~下尾筒あたりに垂れ下がってる一枚は夏羽ですネ? 雨覆に幼羽がわずかに見られ、他の羽はすべて冬羽でしょうか? 初列風切も幼羽なので、全開したとこを撮影しないといけませんです。